初心者投資家におすすめの投資について立沢氏が説く

立沢賢一氏が解説するおすすめの投資

政府と日銀による異例のマイナス金利政策とインフレ政策によって、以前のように金融機関の定期預金に積んでおけば年利数%の金利がついて、デフレで資産が増え続ける時代が終わりました。

金融機関の定期預金の金利はほとんどの金融機関で横並びで0.01%まで下がって、100万円を1年満期の定期に預けても金利が100円でそこから税金を引かれると約80円になり、自動販売機の缶ジュース一本すら買えず、さらにインフレが進んでいるため資産がどんどん目減りして行くようになりました。

資産がインフレで目減りして行くのを避けるために、今まで定期預金に預けているだけで、リスクのある投資をしてこなかった初心者も元本割れのリスクがある投資を考えなければならない時代に突入しました。

だけどリスク投資をこれまでやって来なかった人だと一体何に投資すればいいのか解らないはずなので、初心者投資家にわかりやすいようにどんな投資があって、どんなメリットとデメリットがあるのかを紹介します。

元本割れリスクがある投資で一番安定している投資に、個人向け国債があります。
個人向け国債は近所にある銀行や信用金庫などのほとんどの金融機関で買える金融商品です。

個人向け国債のメリット

メリットは定期預金の金利より僅かに高い利回りと、国の借金なので国家財政が破綻しない限りは確実に返済される点にあります。
デメリットもあって、例えば10年満期の個人向け国債を購入した場合に、景気が本当に良くなって金融機関の金利が上昇した時に、国債の金利よりいいから途中で解約して売却するとかなりの元本割れを起こしてしまいます。

国債を買う時は長期金利上昇や、マイナス金政策の継続予想などを考慮して満期の年数を決めたり、余剰で使う予定が未定の資産投資に向いてます。
投資家から集めたお金を大きな1つの資金にして、その集めた資金で株式や債券などで運用してその運用で出た利益の一部を投資家に還元する投資信託があります。

会社が新規事業資金を集めるなどの理由で売り出す社債もあります。
社債のメリットは、その会社が倒産しないで、ある程度の安定した経営を行っていければ満期の時に、金融機関の定期預金よりは高い利益を上げられる事です。

社債を買うデメリットは、いつでも買える訳では無くて、人気のある高利回りの社債はすぐに売れてしまって中々購入できない点です。
さらに特に金利が高い社債に多いのですが、劣後特約や会社の事業で運用益が出なかった場合には、返還される金額が減らされるなどの様々な特約が書かれた社債もあって、会社の倒産以外で減額されるリスクがある事です。

近所にある銀行や信用金庫などの身近な金融機関でも購入できる

投資信託は証券会社だけでなく、近所にある銀行や信用金庫などの身近な金融機関でも購入できます。
投資信託のメリットは、投資の初心者でどんな株や社債などの債権を選んでいいか解らなくても、投資の専門家のいるファンドに任せて購入できる事です。

また株や債券だとある程度の資金が無いと分割のミニ株とかの例外でもない限り購入する事が出来ませんが、投資信託なら少額から始める事ができます。

また例えば株の投資信託商品の場合は、ファンドがリスクの低い株や、高利回りのリスクの高めの株をバランス良く分散投資して運用してくれるので元本割れのリスクは少ない点です。

投資信託のデメリットは、投資の専門家に任せるため高額の手数料が発生し、仮に予想以上の運用益が出てもその分高額の手数料が引かれるので意外と利益が少ない事です。

また自分自身で運用するわけではないので、投資家としての知識や経験などがほとんど蓄積されず、ずっと初心者投資家のまま成長できない点です。
それ以外にも銀行や証券会社の電話勧誘や窓口勧誘で、やたら手数料が高いハイリスクな商品や、質の低い投資に詳しい経験者なら絶対買わないような商品をすすめてくる事です。

ヘッジファンドを使って資産運用するメリット

資産が潤沢にある個人投資家向けの大量の個人資産を集めて、資産運用のカリスマ性のあるプロが運用するサービスにヘッジファンドがあり、世界中の大富豪の利用者も多いです。

ヘッジファンドを使って資産運用するメリットは、運用の成果がそのヘッジファンド会社の収益に直結していて信用に関わるため、運用成績が投資信託に比べて高く高利回りである事です。

また資金を集めるために運用実績を定期的に詳細な資料で報告されるので、実際に複数のファンドマネージャーから直接話を聞けたり質問できるので、市場の状況やこれから有望の投資先などの知識を学習できる点です。

デメリットはほとんどのヘッジファンドの最低投資金額が1000万円程度からなので、少額の投資には向かない事です。
会社が発行している株式を購入する株投資のメリットは、購入した株の株価が上がった時に売れば利益が上がる事や、毎年決まった時期に株の口数に応じて配当を受けられる点です。

さらに投資する事で自分の身近で好きな会社を応援したり、株主優待制度でその会社のサービスを割引で利用できる事もメリットです。
株式投資のデメリットは、常に投資を考えている会社や社会情勢を気にしたり、知識と経験を積んで行く必要がある事です。

立沢賢一